塗装・蒸着
塗装工程は、有機溶剤塗装や環境に配慮した無溶剤塗装、水系塗装まで塗装が可能です。
また、蒸着加工はプラスチック部品はもとより軟質材(エラストマ、シリコン、NBR)、ガラスなどへの密着を可能とし、プラスチック・非金属部品でありながら金属調の意匠性を実現します。
フォグランプカバー塗装部品
デジカメ向け高輝度塗装部品
構内携帯端末外装部品
自動車リフレクター蒸着品
携帯カバーハーフ蒸着品
【G-SHOCK】に蒸着塗装が採用されています
軽量化を図ったマルチスポーツ対応の“G-SHOCK”
G-SQADのGBD-H2000に搭載。
蒸着塗装により金属調の高級感と軽量化を実現
平吹き塗装ライン
平面吹付け塗装方式で、塗装ロボットにより、あらゆる形状の製品に塗装可能です。中・大型の製品に適しています。
ここがポイント!
- 最大600mm×600mmサイズまでの製品に塗装が可能です。
- UV塗装、熱乾塗装、水系塗装が可能です。
- ウェットオンウェットでの塗装も可能です。
※下塗り、上塗りなど2工程以上塗装する時、各工程間に乾燥を挟まない塗装方法。
スピンドル塗装ライン
製品をセットするだけで、徐電・除塵・塗装・乾燥までの自動生産ラインであり、中・小型(最大Φ300㎜)の製品に適しています。
ここがポイント!
- 1日30,000ピース(熱乾ライン)と、1日60,000ピース(UVライン)の2ラインを保有しており、量産性に優れた塗装ラインです。
- UV塗装、熱乾塗装、水系塗装が可能です。
- 塗装ブース内は24時間365日一定の温湿度管理がなされており、クラス1,000のクリーンルームにて高品質を確保しています。
蒸着
抵抗加熱式自動真空蒸着装置(自公転システム)を保有しており、Al(アルミ)、Sn(スズ)、In(インジウム)などの一般的な蒸着はもちろん、ステンレス蒸着やシリコンゴムなどの軟質材への蒸着も可能であり、幅広い生産を実現します。
ここがポイント!
- チャンバーサイズはΦ1600×1900Hと、Φ1300×1650Hの2基保有しています。
- 2扉方式によるハイタクト仕様になっており高い生産効率を実現します。
- 電磁波シールドする加工技術もあり、Cu(銅)/Ni(ニッケル)などの材料を2段切替え蒸着が可能です。
- ハーフ蒸着も可能であり、真空中に蒸着する金属膜厚を自在にコントロールすることで、透過性のある薄い蒸着を施すことができます。(透過率30%~50%の生産実績あり)
- 蒸着材料は、Al(アルミ)、Sn(スズ)、In(インジウム)、Cr(クロム)、Ni(ニッケル)、Cu(銅)、Ti(チタン)、ステンレス。